令和3年11月の話

 SDGs(エスディージーズ)という言葉をよく聞くようになりました。六年前の国連で開かれたサミットで定められた「国際社会共通の目標」だそうです。これを分かりやすく表したのが、この頃よく見かけるカラフルなポスターでおなじみの「持続可能な十七の開発目標」となるようです。

1、貧困をなくそう。2、飢餓をゼロに。

3、すべての人に健康と福祉を。4、質の高い教育をみんなに。5、ジェンダー平等を実現しよう。6、安全な水とトイレを世界中に。7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに。8、働きがいも経済成長も。9、産業と技術革新の基盤をつくろう。10、人や国の不平等をなくそう。11、住み続けられるまちづくりを。12、つくる責任、つかう責任。13、気候変動に具体的な対策を。14、海の豊かさを守ろう。15、陸の豊かさを守ろう。16、平和と公正をすべての人に。17、パートナーシップで目標を達成しよう。

 これらの目標の中で、日本が達成していると評価されている項目は、四、質の高い教育をみんなに。だけだそうです。一つ一つを検証していくことは出来ませんが、これらの問題が、我が日本でも深刻な状況にあるということを認めていかなければなりません。

 17の目標をあらためて見てみますと、個人の力だけではどうしようもないこともありますが、12、つくる責任、つかう責任。の項目ならば、普段の暮らしの中でも取り組めるのではないでしょうか。私たちの小さな行動が、SDGsの達成へ繋がっていくことでしょう。無理をすることはありません。持続可能なことを、個人個人が継続していくことが、誰も取り残すことなく、すべての人類が平和に健康で豊かに暮らしていける社会へ繋がっていくことでしょう。レジ袋の有料化の効果が薄れてきていると報じられていました。他人事ではなく、我が事なんだと意識していくことが何よりも大切です。

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