令和2年8月の話

 新型コロナ感染症の流行が再燃しているようです。自粛解除のあと、こういう事態になるだろうと思っていましたが、思いのほか早かったですね。この頃の報道で気になるのが、「東京由来…云々」という表現です。確かに全国の感染者数を見ても、圧倒的に「東京」が多いので仕方ないですが、なんだか「東京」にコロナ感染症流行の原因を押し付けられているような気になります。

 今まで県内感染者ゼロで頑張ってきた岩手県も、いよいよ初の感染者がでました。これだけ全国的に流行している病気だから、今までゼロだったことがすごいことなのです。しかしながら岩手県では「第一号だと生きていけない…」という声が聞こえてくるほど、岩手県民の中に緊張感が漂っているそうです。実際、「初」となった一人目の患者さんは何も悪いことはしていないのですが、悪者扱いされるのではないかという懸念が広まりつつあるようです。

 コロナ感染第二波を迎えて、病気にかかる人が悪いという声がちらちら聞こえてくるようになりました。しかし、本当の原因は、新型コロナ感染症という病気です。現代社会において、有効なお薬がない状態で感染が広がりつつある現状をみますと、いつまでこの窮屈な暮らしを続けなければならないのかという絶望感というか、不安感に支配されてしまいます。ですので、コロナにかかる人は、感染対策を怠っていたから感染したんだ、自業自得なんだという見方が強まり、自分は頑張っているから感染しないという気持ちが強くなってくるのです。しかし、どれだけ感染症対策が万全でもかかってしまうのが、新型コロナ感染症なのです。

 今、何をしたらコロナ感染症の終息につながるのか考えましょう。他の人を非難しても病気が終息することはありません。正しい知識でコロナ感染症と向き合い、みんなで協力することが何よりの手立てとなります。

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