令和2年3月の話

 「お寺の最寄り駅は、どちらですか?」と尋ねられると、今までは返答に困りました。ここ高輪は、JR山手線の目黒駅・五反田駅・品川駅・田町駅からほぼ均等に離れているのです。以前は、五反田駅と田町駅からは都営バスを利用すると、お寺の前のバス停で降りれるので便利だったのですが、数年前に廃線になってしまいました。品川駅から、港区のコミュニティバスが運行されていますが、バス停がわかりにくいところにあり、目黒駅からだと都営バスで高輪三丁目にバス停があるので数百メートは歩く必要がありで、結局、四駅からタクシー利用で、お越しいただくようになっていたので、最寄り駅の問い合わせには、いつも心苦しさを感じておりました。

 しかしながら、いよいよ、来週の三月十四日に、JR山手線、四十九年ぶりの新駅として、「高輪ゲートウェイ駅」が開業することになりました。これで、迷いなく、最寄り駅は、「高輪ゲートウェイ駅」と話せます。

 駅名が決まった時は、長すぎる駅名に反対運動が起こるほどの騒動になりましたが、何度となく耳にしているうちに、駅名の響きにもなれてきて、違和感も感じなくなりました。

 高輪ゲートウェイ駅は、JR品川駅の北側にあった車両基地を再編成することにより新駅を建設したので駅に続く道路がまだ開通していません。駅舎の工事は最後の仕上げ作業をしておりますが、アクセスする道路が工事中なので近く見ることができないばかりでなく、駅までどうやって歩いていくのか、まだわからないのです。最寄り駅までの説明ができないので、若干の不安はありますが、新駅が開業するまでのお楽しみとさせていただき、今は、開業を指折り数えて待っております。

 駅が開業するということは、周辺の再開発も進められるようになります。諸行無常というをよく話しますが、工事の進捗はまさしく諸行無常ですが、私の日日にも移り変わりがあることを忘れてはいけません。

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