平成31年3月の話

 娘が大学院を卒業してから3年、今月、息子が大学を卒業することになりました。子育てに終わりはないかもしれませんが、息子の卒業式は、大きな一区切りに感じます。4月から社会人の仲間入りをして、これからは社会人同士として付き合えるようになると思うと楽しみです。
 いよいよ、平成が残り2ヶ月となり、大きな区切りを迎えようとしております。来月には新元号が発表だそうで、ますます改元ムードが高まることでしょう。平成時代の幕開けは、昭和天皇の崩御という悲しみと共に改元されたので、お祝いという雰囲気ではありませんでしたが、新天皇の即位の日が、5月1日で、国民の休日に制定されたお蔭でゴールデンウィークは休日が9日間も続くようになり、日本国中をあげての御祝ウィークになるようですね。高輪でも、高輪皇族邸の仮住まいに上皇陛下がいらっしゃるので歓迎の催しも考えたりしているようです。
 新しい年の始まりや、学校や職場の新しい環境など、節目となることは日々の暮らしの中でもあることと思います。節目を迎えると今までと同じことでも新たな気持ちで取り組むことが出来たり、気持ちが新たになることで、今までは気づかなかった事にも目が向いたりします。一方で「初心忘れるべからず」など、最初の気持ちを大切にしなさいという戒めの言葉がたくさんあることからも分かるように、私たちはすぐに慣れてしまう適応力を備えております。物事に慣れていくことは、とてもよいことですが、慣れると次第に、最初に感じた有難みを忘れてしまうところがあります。初心を忘れずにいることは、とても難しいことですが、忘れてしまうかもしれないという気持ちを持つことは、頑張れば出来ることです。私の全てをお見通しの上で、阿弥陀様は救いの手を差し伸べて下さるのです。ありのままの私を見て下さるのは、仏さまに他なりません。

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