平成31年1月の話

 お正月の風物詩とも言われる箱根駅伝。私はあまり詳しくないのですが、史上最強メンバーを擁する青山学院が大学駅伝三冠とともに箱根駅伝五連覇を達成すると思われていましたが、往路での六位が響いて、復路で優勝したものの総合二位となり、東海大学が総合優勝という結果になりました。勝つことの難しさと共に、スポーツの醍醐味を味わさせていただきました。
 青山学院の原監督は、駅伝本番前の監督記者会見で、毎回ユニークな作戦名を発表することでも有名となりました。初めて優勝した時の「ワクワク大作戦」にはじまり、二年目は、「ハッピー大作戦」、三年目は、「優勝サンキュー大作戦」、そして五連覇がかかっていた今回は、「ゴーゴー大作戦」と。この作戦名の発表も駅伝の新しい楽しみとなってきました。作戦名からも分かるように、選手のやる気がでるような指導法もマスコミで注目されるようになってきました。
 駅伝の青学とも言われるほど強くなってきた今年、往路でまさかの失速。六位という結果が報じられたものの、原監督は復路での逆転を考えているものと思っておりましたが、駅伝後の会見で、「往路が終わった時、もうダメだ」と思ったとの言葉。そして、「選手たちに往路の失敗は、復路で取り返すから監督頑張りましょう」と言われたことが、復路の優勝につながったとの話に大変感動しました。駅伝という競技の指導は、基礎体力向上や走法、栄養など多岐にわたることと思いますが、みんなの力で走りきる駅伝ならではのチームとしてメンバーを思いやる気持ちが見事に選手たちに浸透していたからこそ、今回の選手たちの言葉となったことでしょう。そして選手たちの言葉を聞いて、すぐに復路の勝利のために動き出した原監督の行動がさらに選手たちに伝わり、奇跡の逆転劇へと繋がっていったのでしょう。本当の強さを見せてもらったような気がします。

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