二〇一八年を迎えると、まだまだ先だと思っておりました二〇二〇年の東京オリンピックまであと二年となり、いよいよだなぁと感じるようになりました。オリンピックに向けていろんな工事が進められております。メイン会場となる国立競技場は、設計の見直しなどがあったため、工事が急ピッチで進められています。私たちの地元で注目されているのは、山手線の品川駅と田町駅の間に新設される駅の工事です。大きなクレーンで駅舎の工事をしているように見えるのですが、まだまだ全体像は見えてきません。この駅が、オリンピックに間に合うように開業するのだそうですが、地元が注目しているのは、新駅の名前なのです。お寺があるあたりは、「高輪」という町なので、「高輪」になると良いのですが、他にもたくさんの候補があるのです。新駅の名称が決定するのは、開業の一年前から二年前くらいらしいので、今年あたりには、正式発表もあるかもしれません。
お寺から歩いて一〇分位の所にJRの駅が出来ると大変便利になります。正確な位置ははっきりしませんが、開業が待ち遠しいです。そんな便利な駅なので、新駅の名前も「高輪」となると、親しみやすくなると思います。なんとか「高輪」になってもらいたいと思うのですが、これは、私の目線で見た時の話なので、駅の近くの人たちは、みなそれぞれに思い入れがあることでしょう。その思い入れが反映しやすい名前になると、それぞれに嬉しいでしょうが、駅名は一つに決まるわけですから、果たしてどうなりますかね。。
明後日から京都では、親鸞聖人の報恩講法要がお勤まりになります。親鸞聖人が生涯をかけて私たちにお示し下さった阿弥陀さまは、この世を生きるすべての者を一人も漏らさず、救いとって下さる大変慈悲深い仏さまです。自分の都合によらずに、すべてのものを平等に救いとってくださる仏さまの御心は、何よりも有り難いですね。