平成30年7月の話

ロシアではサッカーワールドカップが世界中の注目を集めております。我らが西野ジャパンは、残念ながら決勝トーナメント一回戦でベルギーに敗れてしまいました。今回の西野ジャパンは結成より二ヶ月程度の急ごしらえのチームでした。四月七日付で今まで指揮してきたハリルホジッチ監督が更迭されてから短期間でつくられた西野ジャパンは、大会直前のパラグアイとの試合に勝つまでは、一般サポーターからは、最年長ジャパンとか、老害ジャパンとか、辛辣な批判を受けるばかりでしたが、グループリーグ初戦のコロンビアに勝ってからは手の平を返したような賞賛の嵐となりました。その様子は皆さまもよく目にされたことと思います。グループリーグの二試合を消化した時点では、一勝一分けで後々騒動になるフェアプレイポイントの差で、リーグ一位の成績に、日本中はとても喜びました。最終試合のポーランド戦に引分以上で、自力での決勝トーナメント進出となりました。

ポーランド戦の前半をドローで戦い抜いた西野ジャパンは、後半になってポーランドにゴールをきめられ、一点を追う展開となり、必死にゴールを狙うものの得点に結びつきません。同時刻開催の同組の別試合で、コロンビアがゴールを決めて一点のリードを奪ってからの西野ジャパンの戦い方が、世界中から批判されました。自力で決勝トーナメント進出を諦め、他力本願の戦いぶりは日本人らしくないなど…。批判は世界からだけでなく、国内からも、『他力本願』では情けないと、また批判ばかりが騒がれるようになりました。しかし、この批判も、決勝トーナメント一回戦のベルギー戦で、後半二点リードをする西野ジャパンの奮闘ぶりに、結果的にベルギーに敗れたものの西野ジャパンには賞賛の嵐が吹き荒れたのでした。選手達の四年間の頑張りは何も変わっていないのに、私達は何を見て批判・賞賛を繰り返したのでしょうね。他力本願と人任せの混同は気をつけましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)