令和6年3月の話

この頃、境内にコーンコーンと工事の音がよく響くなぁと思っていたのですが、本堂の後ろに立ち上がってきた高輪ゲートウェイ駅の商業施設の工事の音が聞こえているようです。ちょうど来年の三月に開業予定でニュースで現在の工事の様子が報じられたり、完成予想のイラストが報じられたり、来年の開業が待ち遠しく感じるようになりました。
お隣の品川駅では、リニア新幹線の工事だったり、京浜急行品川駅の工事だったり、シンボル的な建物だったパシフィックホテルの解体工事と新しい建物の工事だったり、高輪三丁目付近から品川駅港南口へつながる道路の工事だったり、今まで慣れ親しんだ景観が一変するような大掛かりな品川駅周辺の再開発工事が着々と進められております。品川駅高輪口の完成予想イラストを見ても信じられないような変わりぶりで、今の状態を見ていると本当にそのような駅周辺となるのかなと疑ってしまうほどの内容になっています。

 東京のシンボルとして長年愛されている東京タワー。港区に建っていることもあり、私も小さい頃から親しみをもっていました。しかし、この東京タワーも建設中は、何が出来るんだろうと近隣の人たちは心配していたのでしょうね。今では当たり前と思える存在の東京タワーがなかった時代を想像するのは難しく感じますが、それと同じことが品川駅周辺の再開発工事で実行されているのですね。
 本堂の後ろにそびえたつ高輪ゲートウェイ駅のツインタワーは、毎日眺めていても工事の進捗を感じることはありませんが、テレビのニュースで年単位で編集されたビデオ見ると、その変わりように驚かされました。日々の工事では何をしていたのか分からないのに、間違いなく工事は進行されていて、目の前のツインタワーとしてその姿を確認できるのですね。私たちの日々の暮らしも、工事のように変わり続けていることを忘れてはいけません。私達の人生をしっかりと築きましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)