令和2年11月ほのぼの「楽しかった記憶」

十一月に入り、急に秋が深くなり、寒くなってきました。寒い時期から感染症の問題が起き、また同じ季節になろうとしています。こんなにも生活が一変してしまうなんて、考えにも及びませんでした。私達の生活も又、変化の年でした。昨年の今頃は、まだ前坊守がお元気で、孫の結婚式にも参列出来、出来上がった写真を嬉しそうに見ておりました。安定した状態だったので、家族は安心しておりましたが、十一月二十一日早朝に、静かにお浄土にお帰りになられました。前日まで、お話も出来、たまたま家族がみんな集まる事が出来、お顔を見に行ったのです。そして最後の会話が、「お義母さん、また明日来ますね」でした。明日お会いする事は叶いませんでしたが、きっと「ほら、会えなかったでしょ」といたずらっぽく笑うお顔が目に浮かぶようです。十六年という長い闘病生活と介護でしたが、人の記憶というものは、とても便利に出来ていますね。辛かった事よりは、楽しかった事の記憶が鮮明で、時々、懐かしく思い出されます。前坊守と過ごした二十九年間は、大半がお病気でしたが、同じ時を過ごさせて頂いた事に感謝して、お念仏をお唱えしたいと思います。

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