令和元年11月ほのぼの「門出」

今年の十月は、とても台風の多い月でした。甚大な被害も出たにも関わらず、また大雨が降り、大変な月になりました。そのような中、幸いにお天気にも恵まれた二十日に、息子の結婚式を挙げさせて頂きました。築地本願寺での仏式の結婚式は、ご本堂にお参りに来られた方も見る事が出来るので、観光客の方や、海外の方、近郊の方など、大勢の方の見守る中、厳かに雅楽が演奏され、パイプオルガンの響きと、読経が広がる、幻想的な雰囲気で執り行われました。二十九年前、私も築地本願寺で結婚式を挙げたのですが、緊張のあまり、全く覚えがなく、写真や両親の話で記憶として残っている感じでしたので、息子達の姿は、私達にとっても新鮮で、ご導師のお話も心に染み入る温かいお言葉でした。仏式の結婚式は、あまり馴染みが無いようで、築地本願寺で写真撮影をしていた息子達の姿を見て、「仏式の結婚式って良いですね」と多くの方からお声をかけて頂いたり、「日本の結婚式」として、カメラに納めている観光客の方々がいらしたり、いろいろな方のお心の留まる日になった事は、とても嬉しい事でした。こんなに大勢の方に門出を見守って頂け、感謝致しました。

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