令和4年8月の話

 年々暑さが厳しくなるようですが、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるのは、夜空に広がる花火ですよね。コロナ対策で中止される花火大会が多かったですが、今夏は、地域によってさまざまな判断がされ、感染対策をした上で実施の地域もあれば、規模を縮小したり、中止する地域もあるようですね。先日、横浜へ出かけた時に、思いがけずに十分間くらいの打ち上げ花火を見ることが出来ました。凄まじい音と共に夜空に広がる花火は、言葉で表現できないくらい素敵ですよね。用事をすませて駐車場に向かう途中だったのですが、立ち止まって見入ってしまいました。短い時間のことだったのですが、コロナ禍以前は花火大会が各地で開催され、意識せずともひと夏に何回か花火を見かける機会がありましたが、本当に久しぶりに花火が見れたことがとても嬉しく思いました。まだまだコロナ感染者数は増加傾向ですが、徐々に生活が元に戻ってきていることを実感しました。

 コロナ禍の生活も二年半を数え、徐々に制限が緩くなり、今年のお盆休みは三年振りに行動制限はなくなるようです。旅行や里帰りを予定する人が増えるようですが、コロナ対策として遠出をしないで過ごす方もいらっしゃるようです。このような違いが出てくるのは、それぞれがコロナ対策のことをしっかりと考えた上での行動なので、どちらが正しいのか議論することではありません。しかしながら私たちは、様々な判断が出てくると、自分の下した判断が正しいと主張したくなるものです。主張するだけなら良いのですが、自分の判断が正しいと押し付けるようになると争いが発生してしまいます。それぞれが置かれている立場によって判断は変わってくるものです。すべての人の立場を間違いなく見てくださるのは、阿弥陀様しかいらっしゃいませんん。どんな判断をしたとしても、みんなの力を合わせてコロナ感染症を終息させることが、それぞれの楽しい生活へつながりますね。

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