平成30年9月ほのぼの「復旧の一歩」

六月の地震で、実家は、大屋根の一部瓦が崩れ、以後、屋根にはブルーシートを張って過ごしてきましたが、こんなに台風が来る年も珍しいくらい、台風が関西を直撃しました。台風が去った後に屋根を見ると、ブルーシートは飛んでしまい、壊れて緩くなった瓦は、何枚も庭に落ちている状態だそうです。地震以後、二階には上がらない様に両親に伝えているのですが、やはり、何かと心配になる様で、台風の時に電話をすると、一番に、「大丈夫よ。雨漏りしてないからね」と。内心、上がってしまったか…と、愚痴の一つも言いたくなるのですが、不安で心配な気持も良く分かるので、そんな時に一緒にいてあげられない事を申し訳なく思います。八月末に、実家の地域に待ちに待った修理の順番が来て、屋根の修理をして下さいました。早朝から来られ、丸二日間で作業を終えて下さり、元の様に大屋根には綺麗に並んだ瓦が夕日を浴びていたそうです。地震の後、西日本で起こった水害で被害のあった地域の方は、まだ復旧が難しいとお聞きします。安心して暮らせる、不便なく暮らせる、それが当たり前だと思っていた自分の浅慮さを恥じました。早期復旧を心から念じております。

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