令和4年11月ほのぼの「優しい香り」

~優しい香り~

十月、娘が出産し、住職と私は「じーじとばーば」になりました。自分の出産より緊張して、出来る事なら変わってあげたいと思うほどでしたが、きっと私もそう思われていたのだと思うと、改めて両親に感謝しました。コロナで全く面会が出来ず、退院の時に初めて孫と娘に会い、緊張の糸が切れたのか、ロビーで涙の対面となりました。後になり、恥ずかしさが出てきましたが、その時は娘の笑顔と、腕に抱かれた命に会うと、自然と涙があふれ、有難いという感謝の気持ちが込み上げて来ました。小さい体格の娘からは、似合わないくらい、大きな赤ちゃんで、身体の負担も大きかったのですが、娘も日に日に回復し、育児に奮闘しています。赤ちゃんもすくすくと大きくなり、平均的な成長より、多めに成長しているようです(笑)新米ママは、しばらくこちらで過ごして、落ち着いたら、元の生活に戻ります。赤ちゃんを抱っこすると、とても甘い優しい香りがします。娘の部屋や、洗濯物が赤ちゃんの匂いになり、所作まで優しくなります。家族皆の足音がとても静かになっています。不思議ですね。混沌とした時代に産まれてきてくれて、有難うと心からそう思うこの頃です。

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