長かった暑い時期も終わり、秋が急に訪れたと思ったら、境内の柿も実りの時期になりました。毎年、高枝切りばさみで、柿を採っては、友人や親戚に配ります。この時期、時間を見つけては、軍手をして、柿の収穫をします。ただ、上を向いての作業なので、かなり身体に堪えるので、住職とも短時間だけと決めて、頑張っています。長年使っていた高枝切りばさみが痛んでしまい、切れなくなってしまったので、とうとう今年は新調し、二代目を使っています。切れ味も良く、やはり新しいと改良も施され、とても使いやすくなっています。今年は、弟一家が帰省する時期と、柿の時期が重なっているので、きっと甥っ子達が取るだろうと思い、低い所の柿は取らず、高い所に生った柿を取っているので、例年より効率も悪く、体力の消耗も激しいですが、一番太陽に近い所から取っているので、味が良いのです(笑)それに、高い所の柿が無くなると、低い所まで太陽が当たる様で、相乗効果で全体的に成熟が良い様に思います。甥っ子達への思いから始めた事ですが、誰かを思う気持ちは良い方向に導かれるものですね。気付かされた出来事でした。