平成29年5月ほのぼの「何も無いことの大切さ」

四月の永代経が済み、ホッとしたのもつかの間、私の右手小指が朝起きたら、一回り大きく腫れあがっていたのです。まるで小さい心臓が新たに出来たように、痛みと共に、ドクドクと脈打っていました。紙で切った小さな傷があったのですが、いつもの事と気にせず放っていた所に、細菌が入り、皮膚の奥で膿んでしまった様でした。慌てて病院に行きましたが、丁度連休の谷間で、病院がお休みになるから、薬で治しましょうという事になり、後半の連休に入りました。ところが、全然痛みも取れず、段々と大きくなる様に思えたのですが、連休なので我慢していて、やっと土曜日に病院に行くと、かなりひどい状態になっていて、直ぐに切開という処置になりました。指先は神経が多く通っているらしく、麻酔の注射だけでも痛いから、痛いのは一回にしようと麻酔なしで、処置をしました。年甲斐もなく、一筋の涙がこぼれる程痛かったのですが、それまでの数日間より、とても楽になりました。小指の先とは言え、何をするにも使いづらく、不便でした。そしてほんの小さい傷なのに、とても痛くて辛かったです。何も無い…事の大切さを痛感した日々でした。

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