令和5年3月ほのぼの「別れ」

2月の下旬から調子を崩していた父がお浄土に還られました。住職や家族が率先して、実家に帰してくれたので、亡くなるまでの3週間弱の期間で、何回も往復し、最後にも立ち会う事が出来ました。コロナ禍で面会禁止の中、主治医の先生の計らいで、面会も許可して頂き、差し入れも許可して頂きました。旅立つ3日前には、兄弟や孫達にも会い、その2日間は、奇跡が起こったように、笑って話をする父の姿がありました。薬が効いて回復に向かったのかと思うほど元気な父でしたが、翌日、息を引き取りました。とても理不尽ではありますが、親という存在は、いつまでも居てくれる様に思え、ずっと生きてくれる気がしていました。しかし、息を引き取るまでの時間は、父にとってとても辛い時間でした。ずっと身体を摩ってあげていましたが、息も荒く、もう頑張ってとは言えない状態でした。その姿を私や母に見せて、覚悟する様に父は身をもって教えてくれた様に思えました。最後はとても穏やかで楽そうなお顔になり、お浄土に旅立ちました。涙は枯れる事はありませんが、父とお浄土で再会する時にしっかり生きたと報告出来る様に、前を向いて頑張りたいと思います。

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