令和5年8月の話

 右膝の怪我でジムをやめてから半年以上運動する機会に恵まれず、右膝の筋力アップのためにも運動を再開することにしたのですが、ジムのトレーニングだと怪我の再発が心配だったので、身体への負担が少ない水泳を始めることにしました。高校以来の水泳なので泳ぎ方も忘れてしまいましたが、ゆっくりと千メートルくらいを泳ぐようにしております。高校の時は水泳の授業がとても嫌いでした。そのことを考えると自ら進んで水泳するというのは考えられないことです。
 通っていた高校では水泳の授業に力を入れておりました。高校の校外施設に千葉県の勝浦に合宿所があるので、高校一年の夏休みに臨海教室があるのが、高校の伝統でした。普通の臨海教室なら良いのですが、問題は水着でした。男子の水着は赤ふんどしなのです。一年生は夏の臨海学校に備えて通常のの授業からふんどしで授業をうけます。このふんどしのことがあり水泳の授業は嫌いでしたね。

 ふんどしは、腰骨の位置につけるので、ふんどしをつけて臨海教室に参加すると日焼けの痕が普通の水着とは違う場所に残ります。レジャー用の水着だと、ふんどしの日焼け痕は見えないのですが、競泳用の水着を着用する水泳部の友人たちは、すぐに高校がばれちゃうんだよと話をしていたのが、懐かしく思い出されます。こんなに生徒が嫌がるふんどしですが、遠泳を行わせる先生は、水泳中に足をつるなどのトラブルの際にふんどしをもって救助することができるから、伝統的にふんどしを使用するというお話でした。今となっては高校時代の良き思い出です。
 何か物事を行う時の自分の気持は、自分が興味あることは楽しく感じますが、興味のないことは、いやいや行動しています。阿弥陀様は、私たち一人一人を目当てとして、救わずにはおられないとのお気持ちで救いの手を差し伸べてくださいます。せずにはおれない阿弥陀さまのお気持ちを見習いたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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