令和5年1月の話

 コロナ感染症の予防目的から行動を制限されることが多かったですが、昨年末から行動制限はなくなりました。行動制限がなくなったといえども、コロナ感染症の感染力がなくなったわけではないので、臨機応変に感染症対策は必要になりますが、政府が定める行動制限は解除され、各々の責任へ託されるようになりました。新しい年も迎えて、心新たに行動することができますね。

 年末の報道を見ていると、三年振りに故郷へ帰りますという方々が多かったように思います。それでも、故郷の方々へコロナをうつさないように、抗原検査やPCR検査をしてから帰りますというように、それぞれの判断で感染症対策をしているようでした。規制がなくなり、各々が気をつけていかないと本当の意味でのコロナ感染症の終息になりませんし、自分の行いが周りの大切な方々へ大きな影響を与えると思うと責任重大です。新しいステージの始まりみたいですね。

 私も、寺親戚の年始の挨拶をコロナ感染症の予防のために控えていましたが、今年は、感染対策を心掛けて、挨拶へ伺いました。マスクをしたままでお話をしたり、長時間にならないように玄関先で挨拶をするなど、自分なりに考えて行動しました。どれだけ注意していても、挨拶に伺ったことでコロナをうつしてしまうかもしれない不安はありましたが、感染予防として考えられることを実行した上で、私の責任において行動しました。自分の責任においてなら何をしてもよいという話ではありませんが、私たち人間には完璧な行動はなかなかできるものではありません。

 完璧な行動ができない私たちを、阿弥陀さまはいつもお傍で見守ってくださっております。新しい年を迎えて心機一転いろんなチャレンジをされる方もいらっしゃることと思いますが、日の吉凶やうらない、まじないに惑わされることなく、ご自身の判断を大切にして。素敵な一年を過ごして頂きたいことです。

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